ブラックジョーク (米国の民主主義に捧ぐ)
- white-eagle1958
- 1月22日
- 読了時間: 2分
2025.01.22
・強制送還
「どうだね? 強制送還の準備は進んでいるかね?」
「はあ・・・それが色々と問題が在りまして・・・」
「何だ?何の問題が在る?」
「それが・・・バスが足りませんでして・・・」
「何い?何故バスが足りないんだ?バスなど搔き集めりゃいいだろう?」
「それが万単位の人数となりますと、中々・・・」
「何とか集めろ。出来なければ貴様は首だ!」
「な、何とかします。しかし他にも問題が在りまして・・・」
「何だ?まだ在るのか?」
「収容所が足りません」
「収容所もか?それも何とかしろ。出来なければ、貴様は」
「わ、判りました。それもまた何とかしますから。し、しかしですね」
「何だ?まだ在るのか?それも」
「で、ですがこれが一番の問題でして・・・そのう・・・」
「何だ?言ってみろ」
「予算が在りません・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
・関税
「どうだ?メキシコとカナダに関税は掛けたのか?」
「そりゃもう言われた通りに掛けました」
「中国とEUにもか?」
「ええ、中国には10%の追加関税とEUには税率が決まれば直ちに」
「よしよし、他にも掛けるぞ。なんせ私の一番好きな言葉は関税だからな」
「それが、そのう・・・」
「どうした?何か在るのか?」
「多少問題が在りまして・・・」
「何だ?言ってみろ」
「消費者物価がうなぎ登りに上がってます。このままでは暮らしていけないとの国民からの悲鳴も上がりっぱなしでして・・・」
「何とか下げる工夫をしろ。何か下がっているものはないのか?」
「・・・それでしたら一つ在りますが・・・」
「在るのか?それは良い。それを前面に押し出せ。それは何だ?」
「国民の支持率です。大幅に下がっていますが・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
ではまた、次回お会いしましょう!
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