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仮説・論説 397 国家の運命と安全保障の考察

2024.06.15


世界が混沌として来ました。ウクライナもガザもその行方は見通せず、自然災害が巨大化し頻発しています。この様な世界の中で国家運営に携わるのは困難を極めて来ました。

この様な状況を如何に乗り切るかを考察してみましょう。

運命は、善因善果及び悪因悪果の積み重ねである事は、既に述べました。それは、組織でも国家でも同じ事だと思います。

何故なら組織は個人の集合体であり、国家は個人と組織の集合体であるからです。

問題なのは、その意思決定者が誰なのかなのです。

組織なら取締役会や理事会になりますが、ワンマン経営者ならその人の意思が尊重されますよね。国家でも同様で、民主主義なら議会で意思が決定されますが、王政なら王(独裁者)の意思によって国家が動いていくわけです。

しかもこの世界には絶対的正義が存在しており、此れを無視すると運が悪くなる事が次第に分かって来たはずです。

絶対的正義とは、教えに基づく正義です。

例えば生きる為に嘘を付いたり、他人の物を奪う事が許されるのか?

残念ながら自然の法則では、悪因悪果の対象となり運命が悪くなるのですね。

従って国家の運命を良くするには、極力罪を犯さない事が重要になると考えます。

此の事は国家の安全保障にもリンクしており、国全体で罪を減らす事が安全保障の質(自然災害を含む)を高める事になると思われます。

国家の意思決定者の在り方が、如何に重要かがお分かり頂けると思います。

従って、組織(会社その他)、国家の未来を良くするには、意思決定者に罪を犯させてはならない事になります。絶対的正義が存在する以上、組織であれ国家であれ、その長に教えを守って頂くほかは在りません。

それを守れないトップは辞めて頂くようになっていくと思われます。

暫く世界は大変動の時代を迎える事になるのでしょうね。大変だ。

教えは大事です!

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