2024.06.16
今回のテーマは、該当する方々にとって、とても大きな意味を持つものです。
この世界には、権力者と呼ばれる人々が、数多く存在しています。
人は誰しも出世し、権力を手にする事を望みますよね?
権力を手にすると言う事は、望みを実現できる、やりたかった事が出来る事を意味するからです。
しかしです。権力者になると言う事は、ある意味試練でも有るのです。
どう言う事か?と申しますと、神に権力の使い方を観られるのです。
此処からは、私の全くの個人的見解である事を明記して置きます。
権力者のポジションは、ハイリスク・ハイリターンのポジションである事を肝に銘じて下さい。想像つくと思いますが、権力者の方は善因善果も悪因悪果も、とても大きく作用するからです。
一例をあげます。
貴方は在る国の王様、或いは大統領だとします。ある時財務長官から国家の財政が厳しくなっている事を告げられ、対策を求められたとします。
どうしますか?
・増税を選択すると国民すべてに悪影響がでますよね?大きな悪因悪果を招く事になります。
・予算の中身を検討する、無駄な経費を削るだけ削る、自分の生活費は抑える、歳入を増やすべく新産業を興す、などをすれば大きな善因善果がやってきます。
そう言う事なのです。
此の事は歴史で確認できますから、ご確認ください。
賢王と愚王の違いは、枚挙に限りなく在ります。
何度も言いますが、権力者のポジションは、ハイリスク・ハイリターンなのです。
上手に使えば、自分のポジションを更に引き上げる事が可能なポジションです。
一例を挙げます。
貴方は一千万人の市長だとします。
善政を布き900万人を幸せにしました。しかし100万人には眼が届かなかったとします。
その市長はどうなるでしょうか?
100万人分は眼が届かなかったが故に、100万人分の悪因悪果が生じますね。
しかしです。900万人分の善因善果も作用しますから、差し引き800万人分の善因善果が、その市長の所へやって来る事になります。するとその市長は、今度は一国の首相とか大統領とかになるでしょう。進化も進むはずです。
一方この逆のケースを観てみましょう。
大概はこちらのケースになりますかね~。
その市長はよくあるギャングタイプで、自分の一族とか自分のお気に入り、取り巻きしか大事にしません。その数100万人だとしましょう。残りの900万人の住民などどうなろうと知った事ではないとしました。
この市長はどうなるでしょうか?
自分の一族や取り巻きには良い市長ですから、100万人分の善因善果が作用しますね。
しかし、残りの900万人分の悪因悪果が生じる訳です。
するとこの市長は、いずれ奈落の底に突き落とされる事になるでしょう。
これは大会社の社長、会長にも言える事ですからご注意を。
コストカッターで自分の会社の業績はV字回復させたとしても、関連会社を潰すような事をすると、後で自分の会社が大赤字を抱える事になった会社が幾つ有るでしょうか?
自然の法則は恐ろしいものなのです。
組織の人数が多ければ多い程、ハイリスク・ハイリターンの度合いは大きくなります。
権力者の方々は、大きな出世のチャンスを得ているのだと言う事を忘れないで下さい。
神様が与えて下さった大きなチャンスを無駄にしない方が良いと思いますが・・・
くれぐれもパワハラ、セクハラ、やりたい放題は慎んだ方が良いですぞ。
畏み申し候
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