仮説・論説 469 天罰利用の勧め
- white-eagle1958
- 1月24日
- 読了時間: 2分
2025.01.24
人生に於いて、理不尽な事を経験する事が在ります。大切な人を殺されたり、或いは大切な者を奪われたり・・・
そんな時、復讐したくなるのは人情です。中々復讐心を抑える事は困難である事は、皆さんも承知の事でありましょう。悲劇はそこで繰り返されるのですね。
昔からこの事は大きな問題でした。これに対し、宗教はどう言ってきたのか?
概ね一致していると言うのが、私の見解です。
キリスト教では、パウロが書いた「ローマ人への手紙」の12章19節に
「主が言われる。復讐は私のする事である」とあります。
この意味は、悪事を為した人には必ず悪因悪果が作用し、天罰を受けるから自分で行ってはいけない、と言う事だと思います。
自分で行えば、どんな理由があろうと悪因悪果が作用してしまうからでしょう。
天罰に任せればそれは完璧な復讐となり、関係者全員一人残らず(黒幕までもです)報いを受けますし、無関係な人は誰一人巻き込みません。お金も掛かりませんしね。
イスラム教では、「許せ、許せ、7の7倍ほども許せ」でしょうか・・・
私の体験から言っても、これは間違いの無い事だと確信しています。
すると「攻撃は最大の防御」と言うのは全くの誤りだと言う事がわかると思います。
では、復讐を避けるのにはどうしたら良いのでしょうか?
善因善果を利用する他はないのです。悪因悪果と善因善果はどちらも最大にして最強の自然の力で動いているからです。悪因悪果は自分にとってマイナスに作用し、善因善果はプラスに作用するので・・・
この場合注意しなければならないのは、復讐を避けるには、自分が行った罪に匹敵するほどの善業でなければなりません。
善業が罪より小さいと、(罪ー善業)の分だけダメージを受ける事になるはずです。
分かり易く説明しますと罪が100あるとするとそれを全部消すには、100の善業が必要となるのです。仮に善業が10だとすると(100ー10)の90のダメージを受ける事になります。
現実にもそうなっている様です。そして罪がなくなると(罪が0)、何のダメージも受け無くなります。私は今現在これを証明しているのです。
非常に大きな罪を犯している人々がいます。彼等が今の状況を脱するには、罪に匹敵する程の善業が必要です。具体的には
・世界支配から降りる事
・神の目的に(戦争、貧困、差別を無くす他)全面協力
これしかありません。
早急に決断して欲しいと思います。
畏み申し候
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