仮説・論説 526 中国製品に対する高関税政策の愚
- white-eagle1958
- 4月10日
- 読了時間: 2分
2925.04.10
トランプ政権が一部の国に対する関税を90日間、一時停止する措置を取りましたね~っ。
少しは正気に戻ったのかな?しかしです。中国に対する関税は更に上乗せし、125%にした様です。
それに対して中国もアメリカの全ての輸入品に対して、報復関税を発動しました。
米中の貿易摩擦は泥沼化し始めました。どうなります事やら・・・
中国は、カナダ、メキシコに次いで第3位、アメリカの貿易総額の8.4%を占めています。
ここで思い出して欲しいのは、現在アメリカの消費財のかなりの分を外国に移転させていると言う事実です。つまり生産拠点を人件費の安い外国に委ねてしまっていると言う事です。
従って、アメリカの消費財の生産は直ぐには上がらないはずです。工場を作らなければならず、それには数年掛かると思わなければなりません。
関税は国内の生産力が直ちに上がればそれなりに意味を持ちますが、生産力が上がらなければ、国内インフレを加速させるだけでしょう。するとアメリカの国民は数年間は、スーパーインフレに襲われると思いますが、どうでしょうか?
さて中国製品ですが、一般消費者向けが多い事を考えると、アメリカのダメージが大きいと思われますが、如何でしょうか・・・
関税の掛け合いは、愚かな事です。一刻も早く話し合いで解決すべきでしょう。
関税は国内生産力が上がってからかけるべきでした。トランプ政権は経済で早くも躓いたものと思われます。
アメリカ経済が破綻しかねないよ!
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