仮説・論説 531 幸せに成るコツ
- white-eagle1958
- 2 日前
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2025.04.14
人は誰でも幸せに成りたいですよね?でも現実は早々上手く行きません。幸せに成るのには教えを守って徳を積み、罪の減少を図れば良いと判っているのにです。
どうしても許せないとか、どうしても勝ちたいとか、どうしても奪いたいとか・・・
考えて見るとその原因が、己の強い執着に在る事が判るでしょう。
ですから、仏教では執着を捨てなさいと教えている訳です。なかなか難しいでしょうけど・・・こうして見ると、執着に限らず、人の不幸、不運の原因が、自分の心にある悪意に負けている所から始まっている事が判るはずです。自分の心にある悪意に負けるから、人は罪を犯し、不幸、不運になるのです。あらゆる宗教の修行は、元来自分の悪意に負けない様にする為のものなのです。それがいつの間にか能力開発の為のものに成ってしまっているのが残念でなりません。また、意味が違って捉えられているのも見受けられます。
例えば、ジハード。コーランの中で、ジハードはどの様に語られているのか?
・汝らに戦いを挑むものがあれば、アッラーの道に於いて堂々と此れを迎え撃つがよい。だが、こちらから不義を仕掛けては成らない。
・不当な目に遭わされた者が、相手に敢然と挑みかかる事はお許しが出ている。そういう人達は、アッラーが助けて立派に勝たせて下さろう。
即ち、神は防衛は認めて下さっていると思うのです。
しかし今では、異教徒との闘いをジハードと言っている様です。
更に言えばジハードとは矢張り、自分の心の中の悪意との闘いの事を言うのではないかとも思うのです。悪意に負けるから、血が流れる。悪意に勝てれば血は流れないのですから・・・
ですから、幸せに成る為のコツは、自分の中の悪意に負けない事ではないでしょうか?
私もまた此れを続けています。自分の経験から言っても此れで間違いはないようです。
皆さんも実行し、自分で効果を確かめて見て下さい。
幸せに成ろうよ!
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